2010年9月28日火曜日

Print Work 2010

銅版画(エッチング/アクアチント)

今日から、旭川市の平間画廊さんで、「Print Work 2010」が始まります。北海道の版画家の展示です。
私は、版画家、、、とは言えないけど、参加させていただきました。

出品したのが、昨日の作品と今日のこれ。あとドライポイントを一つ。
今日のも、ノントクシックのワークショップで製作したもの。版の状態をよく見るためには、抽象よりは具象の方が良いかと思い、こんな感じに。モデルは、うちの猫。
実は下絵を失敗して、あり得ない状態になっているんだけど、まあ、そこはご愛嬌ということで、、、。(ザッパーな性格が、ここでも出てしまった。)

これを見た版画の先生が、「鋭い目つきの猫ですね。」
いや、ほんと、そのとおり。「実際は、目つきだけじゃすまないんです。」、、、とは言えなかった。




2010年9月27日月曜日

ノントクシック技法

銅版画(エッチング/アクアチント)

先週の連休に、札幌芸術の森で行われた、版画のワークショップに行ってきました。
普段は、なかなか行けないのだが、今回はどうしても行きたかったわけが、、、。というのは、このブログのタイトルにあるような、舌を噛みそうな技法を習得したかったので。

銅版画って、グランドという薬品やら、灯油、アルコールなど、揮発性の有毒なものを使って版を作るので、専門にやってる人なんかは、体調を崩しちゃったりすることもあるそうな。
まあ、私は、そんなにドカドカ作らないので、そこまで被害にあったことはないが、普通のアパートの中で制作するので、気にはなっていたのだ。(だから、窓を閉め切る冬には作らない。)

欧米でもこの毒性については問題になっていて、今では水溶性のグランドが開発されている。日本でも、手に入るんですけどね。これが結構な値段。
ところが、今回のワークショップでは、手軽にお安く手製のものができる方法を教わりました。いやぁ〜、これは、ほんとに助かりますねえ。

なんといっても、油性じゃないので、クレンザーやら食器用洗剤で、きれいに洗える。これは、大きいですよ。家で使う生活溶剤で、事足りるんだから。
食器用洗剤だって化学物質と考えると、まったく無害のものとは言わないけれど、今までのものに比べれば、大きな違い。
引火する危険もないし。(冬に制作しない理由の一つには、これもある。ストーブ焚くんで、、、。)

始める前は、どんな版ができるのか、ちょっと心配だったけれど、今までのものと遜色なくできましたね。
今日の作品は、そのワークショップで作ったもの。2日で、2枚の版の制作から刷りまで、できました。






2010年9月24日金曜日

氷点下

Design for London Portfolio


大雪山の旭岳には、ライブカメラというのがある
今日、見てみたら、昨日は山頂までだった雪が、今日はもう姿見駅のところまで、真っ白になってるじゃないですかー。
昨日の写真の緑や赤だったところが、全部雪景色。いやぁ〜、なんなんですかねえ、この早い展開は。

で、今夜の天気予報、明日は道内の内陸では、氷点下になるところもあるそうな。秋をすっとばかして、もはや冬?
そういや、市内でも昨日は、もうすでにストーブ焚いたと言っていた人もいたなあ、、、。確かに寒かった。室内温度10℃台だったもん。
まだ9月なのに。

なんだか、一気に冬という感じですが、季節柄、今日の作品は、感謝祭用のデザイン。感謝祭って、アメリカじゃ11月なんだけど、こんな感じの絵が普通、、、ということは、この時期が秋真っ盛りということか、、、。
なんだかギャップを感じます。



2010年9月23日木曜日

初冠雪



暑い!と言っていたのは、ついこのあいだ。ほんとに今年の夏は、本州並みに暑かった。
なのに、ここんとこ、急に気温が下がり、最低気温は10℃を下回りました。はっきり言って、寒い。
今も、長袖に、綿入れ半纏を着てますわ。ストーブ焚くには、まだ早い気がしてるんで、、、。ほんとは、ストーブ焚きたいくらいだけど、今から焚いてたんじゃ、この先が思いやられるんで、なんとか重ね着で凌いでます。

昨日は、大雪山で、初冠雪。どうりで寒いはずだよ。
一気に寒くなったせいか、山の紅葉も今ひとつ。ナナカマドの実が、あまり成っていなかったのが、ちょっと気になる。
ナキウサギや山オヤジ(ヒグマ)は、ちゃんと冬眠前の準備ができたのかね?
それにしても、うっすらとはいえ、雪が降った山は、いつもより迫力あるなあ。

本州じゃ、昨日のお月見は、暑すぎて気分が出ないとか言ってたけど、北海道じゃ、寒すぎて窓も開けられん。
月は、見事でした。


2010年9月14日火曜日

銅版画展






日曜日に、銅版画展をさせていただいている「北の住まい設計社」さんに行ってきました。
今回は、作品だけを渡して、展示と額はおまかせだったのですが、2階のショールームの一角に、飾っていただきました。

家具を作っている会社だけに、部屋の中が再現されていて、いい雰囲気。写真の腕が良くないんで、あまりそれが伝わってないのは、残念。
自分の家でも、作品を置いてみたりすることもあるけれど、こんなにすてきな感じにはならない。家具そのものが、安もんということもあるけれど、それよりいろんなものがゴチャゴチャしすぎるというのが良くないんだろう、、、とは思うものの、なかなか片付かない我が家。

額も、「北の住まい設計社」さんのものです。私が持っている額は、みんな黒縁のものなので、今回初めて木の額に入った作品を見ることができました。木の額、いいですね。
今回の版画展用に、新しく刷った作品でしたが、版自体は古いもの。額が変わると、雰囲気がだいぶ変わるということがわかりました。

20日までなので、もう1回くらい行こうと思います。


2010年9月10日金曜日

水戦争?

Design for London Portfolio

やっと涼しくなる気配、、、な〜んて言ってたのは、ついこのあいだ。
気配だなんて、とんでもない。昨日は、朝の気温10℃以下。寒いじゃないか!
どうしてこう変化が激しいんでしょうかねえ、、、。ついていけない。

ところで、なかなか景気が回復しない日本。
そりゃあ、今の世の中、貨幣価値で回ってるから、気にしないというわけにはいかないんだけど、でも、お金は食べられないぞ。生きていくには、お金より、空気や水や、、、まあ他にもいろいろ必要だ、、、と普段豪語していたんですが、すでにそこに目をつけて、行動を起こしてる国があった。しかも、この北海道で。

昨日のニュースで、中国とイギリスが、北海道の山の中の土地を次々買い占めてると言っていた。
目的は、ナントカ言ってたけど、はっきりしないらしく、どうも水資源を狙ったものじゃないかと言われている。
北海道に住みながら、水は外国の手に握られちゃったりして、、、。
これからは、石油じゃなくて、水を巡っての争いになるという話も、ちらほら聞こえてきて、なんだかなあ、、という感じ。

北海道は特に、経済的にドン底だから、高い値段で土地を買ってくれると言えば、今を生き残るために売っちゃうかもしれない。
でも、経済経済と言っている間に、もっと大事なものを失うかも。、、、考えたくないなあ。


2010年9月5日日曜日

久々の、、、

Design for London Portfolio

ようやく、ちょっと涼しくなりました。いやぁ〜、ほんと暑かった。
とはいえ、今日は京都で39、9℃とか、、、。本州は、まだまだ暑い日が続いてますねえ、、。
いや、ここだって、ちょっと晴れるとまた暑くなりかねない。もう9月なのに。

昨日は、これまでのあまりの暑さにさぼっていたパンとなんちゃってベーコン作りを再開。今まではなるべく、火を使いたくなかったんで、どうも作る気になれなかった。
しかし、久々に作ったんで、パンはちょっと失敗。ま、食べられないことはないけど。

涼しくなったとはいえ、いつまた30℃近くになるかわからんので、今だに冷蔵庫に入らない鍋類のメニューができず。味噌汁、何日作ってないかなあ、、、。
いつもの夏なら、カレーなんかは、毎日熱を通していたら、何とかなっていたのだが、今年は、どうもそれが通用しなかった。
でかい冷蔵庫が欲しいなあ。

9月と言えば、そろそろ山の紅葉が始まる頃だけど、今年はその気配は、まだない。
せめて、絵だけでも、秋の雰囲気を。
まあ、いつかは秋が来るんですけどね。その後は、あっという間に冬になる。これまたちょっと淋しい。