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昨日、旭山動物園で生まれた鹿の赤ちゃんは、日陰でうずくまってじっとしていた。で、鹿のかーちゃんはと言うと、子鹿には目もくれず、離れたところでエサをモクモク。
でも、これは鹿のルール。野生の鹿も、子鹿を森の中に置いていく。
まだ、早く歩けない子鹿は、親と一緒に行動すると、どうしても狙われやすいので、森の中でじっとしているそうです。鹿の子と呼ばれる模様は、木漏れ日にとけ込んで、なかなか見つけられないようになっている。
そして、親は、時々やってきて、授乳させる。
ところで、山に入った人が、時々こういう子鹿を見つけることがあるそうです。
で、「おや、こんなところに、子鹿がはぐれている。」と言って、つれてきちゃう。その人たちは、親切心でやったことだろうけれど、鹿にとっちゃ大きなお世話。
旭山動物園の鹿は、こうしてつれて来られちゃった鹿たちだとか。
人間の価値観で、野生を推し量ろうとすると、こんなふうにトンチンカンになりがち。
どうしても手を出したがるのは、人間の性なんですかねえ、、、。自然に任せときゃいいのに。野生の世界じゃ、彼らは、ヒトより遥かに物事を知っている。
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