2010年5月31日月曜日

写真

Design for London Portfolio/baby

2週間ほど前に、隣町でやっていた「星野道夫写真展」を見に行きました。
3年ほど前に、札幌でもやってましたね。
そのときは、ちょうど札幌に行く機会があったので、見に行きましたが、とにかくすごい人で、人の間を縫って見たという感じ。
今回は、田舎の公民館でやっていたので、人も少なく、落ち着いて見ることができました。

で、その時気づいたことを、少々。
今まで、写真というのは、カメラマンが切り取った物なり風景なりを、見せているものだと思っていました。
でも、逆に考えると、その時その場所で、カメラマンが見たものが、実際あったわけで、、、。
私たちは、写真を見ることによって、カメラマンの目を通して、瞬時にその時その場所にいられるということになる。ある意味、写真というのは、タイムマシーン+どこでもドアみたいなもんですね。

こんなふうに考えるのは、星野道夫の写真が、あまり余計な加工をせず(たぶん)、見たものを写し取っているからだと思います。
もちろん、写真の中には、それだけじゃなく、写真家の思いや感じたことなども、入ってはいるけど。
彼がシャッターを切った時、確かにそこには、対象物となった生命が、息づいていた。

写真というものの面白さや可能性を、また一つ見た気がしました。
写真が大きかったというのも、こんなふうに思った理由かも、、、。(う〜ん、結局、そういう単純な理由なのか?)


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