Design for London Portfolio
昨日は山開きのためのヌプリコロカムイノミが、大雪山の旭岳でありました。
登山者の安全祈願を、アイヌの人たちでお祈りするもので、毎年参加させていただいているのだけど、今年はすごかった。
環境問題のイベントとセットで参加する人たちがいたので、人数がいつもの年よりも多くて、カムイノミの前は人がぎゅうぎゅう。
私も参加するときは、たいしたことはできないのだが、枯れ木も山のナントカで、一応衣装を着せてもらえる。
たまたまフチと一緒にいたら、一人が写真を撮らせてと言ってきた。フチのOKがでて、あっという間にワラワラと人が寄ってきちゃった。
いやぁ〜、写真を撮った方々、申し訳ない。あなたたちの写真の中には、なんちゃってアイヌが混ざっております、、、。(それにしても、今の人たち、いいカメラ持ってるねえ。)
昨日は雨だったけれど、カムイノミの時には雨もやみ、、、毎年晴れの日はもちろん雨の日も、カムイノミの時には雨がやむのは、不思議なもんです。(フチは、「私が行けば晴れるのだ。」と言っている。)
昨日は、多くの人が、アイヌの文化の一端をかいま見ることができたんじゃないかと思う。
山開きのための行事だったので、今回のはたくさんの人に参加してもらうのがいいけれど、一方でアイヌの人たちだけで、静かに山のカムイと対峙できる行事もあっていいんじゃないかなあと、個人的には思ったりしたのでした。(もちろんそのときは、私は行けないけどね。)
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